七夕(たなばた)の節句 三光院の年間行事と味覚体験会
七夕(しちせき)とも呼ばれる七夕の節句ですが、なぜ「たなばた」と呼ばれるか、ご存知でしょうか?
乞巧奠という中国の行事が由来なのは一方で間違いないのですが、そもそも日本にあった棚機(たなばた)に、中国の七夕を輸入する際に当てはめた、というのが実情です。
棚機とは、文字通り、棚がついた織り機のことで、神様を家に迎える際に、神様のための衣服を織る行事に起源があります。
そこから比丘尼御所においては、芸事の上達を神様に感謝して報告する日となりました。
すなわち
「〇〇の技術が向上しますように!」と願い事をするのではなく
「お陰様で〇〇の技術がここまで向上できました」と神様に報告するわけです
いわゆる世間一般の普通とは異なりますが、この比丘尼御所の文化も楽しく素敵ですよね?
元々の棚機は「お盆(旧暦7月15日の満月)の直前」つまり旧暦の7月6日〜7日の夜 に行われていました。
『文化は、自分たちが楽しまなければ続いていかない』
これは星野香栄御住職様が遺した、三光院の精神文化です
三光院では七夕の節句に、流しおぞろ(素麺)を行なっておりますが、こちらは古くから伝統行事ではありません。あらゆるものに諸説がありますが、流し素麺自体は民俗学の世界では、昭和に入って日本で生まれた山文化とされています。
比丘尼御所の文化としてあるのは、おぞろ(素麺)の独特の盛り付け方
お箸一本で綺麗に食べやすく盛り付けていきます
今年は三光院レポート担当の香彩さんが、何故にそんな盛り付けなのかと西井香春先生に質問していました。果たして西井香春先生の答えとは?詳細は香彩さんのレポートをご覧ください
素麺の盛り付けも美しいですが
薬味が乗る竹船も、胡麻が乗る笹舟も、西井香春先生の演出は、竹之御所流の特徴が随所に散りばめられていて、本当に素敵!かつ、何よりお汁が美味し過ぎて、初参加の高校生も衝撃を受けておりました
大竹を切り出して、同じ竹から箸と器も整える
文化背景や伝統にはあまり興味がない子供も含めて、楽しいな、美味しいな、の共有が行事お祀りと合わせて出来るのも、三光院の最大特徴
七夕(しちせき)の節句も、三光院には海外含めて多くの方々が集まってくれました
これからも変わらず三光院が継承されていくことを、こちらはひたすら神様にお願いします
三光院
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